2019-02-01

奇跡のマンゴーとは?

「奇跡のマンゴー」は 「宮古島の自然」と「宮縁果樹園」が生み出した濃厚な甘みが特徴の「アップルマンゴー」です。

完熟した「奇跡のマンゴー」は、そのまま食べられるのは、もちろん、食べる前にポリ袋などに入れて、2~3時間ほど、冷蔵庫の「野菜室」で冷やすと、より一層美味しくお召し上がりいただけます。

「奇跡のマンゴー」の品種は、 アーウィン種と呼ばれるアップルマンゴーの種類のひとつで、 日本では南から、石垣島、宮古島、沖縄県をはじめ、九州中南部、和歌山県でおもに栽培されています。

食欲をそそる、深い橙色の果肉は、そのまま食べても、スイーツとあわせても相性抜群の魅惑のフルーツです。


~「奇跡のマンゴー」宮縁果樹園の1年~


マンゴー農園の1年は、収穫直後から始まります。

一生懸命おいしいマンゴーを実らせてくれた、果樹の「枝落とし」いわゆる「剪定(せんてい)」や栄養の源となる「土」の土壌改善など、いろいろなお手入れをしてあげます。人間でいう「マッサージ」や「整体」のようなものですね。

これまでマンゴーの樹の栄養は「果実」に蓄えられていましたので、果実のなくなった樹木は、みるみる元気を取り戻し、再びおいしい「奇跡のマンゴー」を実らせるために成長を始めます。


宮古島も南国とはいえ、冬が近づいてくると朝夕の気温は徐々に下がり始めます。

マンゴーの生育温度は、一般的に20℃~30度とされており、おいしい果実を実らせてもらうには、実がならない時期とはいえ、片時も目を離すことができません。

新たな芽吹きの時期に向けて、温度管理や適度な水やり、葉っぱに多くの太陽が当たるように、毎日、ハウスの中をお手入れして廻ります。


再び成長を始めた「奇跡のマンゴー」の果樹は、果実の元になる「新芽」を芽吹かせます。

芽吹き~開花時期は地域により異なりますが、ここ「宮古島」では、12月頃から小さな芽が出始め、年明けの1月~2月頃にはもう花が咲き始めます。

樹木には、「水」と「土」と「太陽」の光が大切ですので、適度な水やり、土壌の手入れなど、また、それぞれの「葉っぱ」に十分な日光が当たるようにしたり、葉や枝の重みで、枝が折れないように紐で吊ったりして、 まんべんなく枝葉が広がるような形に整えてあげます。


マンゴーの花は、小さな花の集まりでブドウの房のような大きな三角形になり、この花同士がぶつかったりすると、生育に影響が出たり、枝や花穂の重みで折れたりしてしまいますので、手作業で1本1本丁寧に天井から吊り下げていきます。

しばらくすると、受粉の時期を迎えますが、マンゴーは、虫媒花(ミツバチなどの昆虫が花粉を集める際に、体についている花粉が移って、受粉を助けてくれる方法)ですので、自分で受粉を行う事ができません。

そのため、「宮縁果樹園」では、より自然の環境に近づけるため、昆虫たちの「訪花活動」に任せています。


こうして受粉した、小さな花のひとつひとつが育って「奇跡のマンゴー」になるのですが、すべての実が大きく育つわけではなく、育ち具合などを見極めて「摘果」(てきか/ほかの農産物でいう間引き)を行います。

マンゴーの木には、1本あたり、実が約200個程なりますが、初めに、6割程度の約130個ほどを摘果して、「奇跡のマンゴー」の候補となる、 約70個くらいまで減らします。

全部の実が大きく育ってくれればいいのですが「奇跡のマンゴー」のように大きく甘い果実を実らせるには、いくつかの厳選した果実に養分を集中させなければなりません。


選別された果実は「宮古島」の太陽をいっぱいに浴びてどんどん大きくなっていきます。大きく育ちそうなものを見極めて、1本の樹に約50個くらいになるまで摘果を繰り返します。

そうして、養分を蓄えて大きくなる果実を、枝や葉っぱで傷つけないよう、果実のなった枝を「枝つり」していきます。
(果実の丁字部分に掛かっている紐で枝つりをしています。)

こうして、果実の育ち具合を見ながら、最終的に1本の枝に2個くらいになるまで摘果します。これらを丹念に育てて「奇跡のマンゴー」になるわけです。


「奇跡のマンゴー」の品種である「アップルマンゴー」は食べごろになると「もう食べれるよ~」と自然に枝から落ちる性質を持っています。

そのため、少し紫がかった「濃い赤紅」色に育ってきた「奇跡のマンゴー」に、今度は「袋掛け」をしていきます。

これはマンゴーが「完熟」した時に「地面」に落ちて傷ついてしまうのを防ぐのと南国特有の強い日差しで「日焼け」するのを防ぐ意味があります。


マンゴーの果実は、完熟近くになると甘く濃厚な香りが漂い始めます。

人の手で育つのを手助けしているとはいえ、やはり、自然のものですので収穫時期は、その年の気候や育ち具合によって前後します。
早いものでは毎年、6月末頃から「自然落果(下)」が始まり、まずはその年の完熟具合や糖度などを確認します。


「奇跡のマンゴー」の品種である、アップルマンゴーは、他の品種と違い、完熟状態での収穫となるため、果実が非常に柔らかく、皮も薄い為、硬いものにあたったりするのはもちろん、強く掴んだりしただけでも、そこから傷み始めますので取り扱いにはとても気を使います。

収穫した「奇跡のマンゴー」は敷地内にある、作業所ですぐに完熟度合いや色、大きさなどにより、選別を行い、緩衝材で優しく包んで丁寧に梱包し出荷しています。


収穫や出荷時期が終わると、ふたたび、来年の実りに向けて、木々や土壌のお手入れをはじめます。
こうして、毎年、みなさまに美味しい「奇跡のマンゴー」をお届けできるよう努力しておりますが、なにぶん自然由来の収穫物ですので、その日に出荷できる数に限りがあるのが大変申し訳ないところです。

関連記事